サイバー外交使節団VANKが2020年の東京オリンピック・パラリンピックで旭日旗応援を禁止して欲しいという内容を、世界最大の請願サイト「チェンジ・ドット・オーアールジー」（ www.change.org）に上げた。

去る19日VANKは、国際オリンピック委員会（IOC）と東京オリンピック委員会を対象に、この英文請願を開始した。

VANKは、この請願で「政治的、宗教的、人種的宣伝を許可してはいけない」は、オリンピック憲章50条2項に言及されているとし、1936年のベルリンオリンピックでナチスが宣伝に利用したハーケンクロイツ旗について説明した。

VANKは「ナチスヒトラーはベルリン五輪を通じてアーリア人種の物理的優位性を世界に知らセテ、ナチスが世界を支配するのが当たり前である論理を世界に広めたいと述べた」と語った。そして、その現場でナチスの軍国主義の象徴であるハーケンクロイツがあったと付け加えた。

それとともに「オリンピック精神を毀損する最も恥ずかしい歴史として記憶されている1936年のドイツのベルリンオリンピックが2020年の東京オリンピックを介して復活している」と強調した。

VANKは「旭日旗は日本帝国主義の侵略戦争の象徴であり、100年前の日本の帝国主義の侵略に苦しんだ韓国、中国などのアジア人にとってはハーケンクロイツと同じ」と声を高めた。

また、「日本の帝国主義侵略戦争で、アジアでは約2,000万人以上が死亡した」とし「しかし、日本政府は旭日旗が侵略戦争犯罪を実行する過程で使用された軍国主義の旗であるという事実を隠蔽している」と旭日旗応援禁止を促した。

23日午後2時現在、この請願に6,300人以上が同意した状態だ。

VANKは「請願参加者が5千人、1万人、1万5千人、2万人になるたびに、請願の結果を国際オリンピック委員会と全世界205カ国の国際オリンピック委員会の委員に伝播する」と明らかにした。